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こも外しで新種発見!? [作業]

昨年の11月に4本の松に巻きつけた菰(こも)を、3月5日の啓蟄を前に昨日外しました。
菰を巻く際にお話しした、「害虫よりも、害虫の天敵となる益虫のほうを捕獲・駆除してしまうため、菰巻きは逆効果」という説を検証すべく、外した菰を一枚一枚丁寧に調べてみました。
結果は、松毛虫等の害虫の姿はほとんど見られず、逆に益虫と言われるクモやヤニサシガメ等の虫はかなりの数が確認できました。
どうやら、「菰巻きは益虫のほうを駆除してしまうため逆効果」という説は本当のようです。
今までよく確認せず駆除してしまっていた益虫たち・・・ ゴメンよ ( -人-)

とはいえ、菰巻きには「益虫たちに冬の間寒さをしのぐ場所を提供する」という良い面もありますので今後も続け、菰を外す際に中をよく確認してから処分する事にしようと思います。

ところで、菰外しの際、松の幹などに面白い虫たちを見つけました。
カニそっくりのクモや、普通のテントウムシの4~5倍の大きさのリクガメみたいなテントウムシ。
更には背中にピンクのハートマークを背負ったカメムシです。
「珍しい!!これは新種発見か!?」と思い急いで調べたら、特に珍しくもないエサキモンキツノカメムシというカメムシでした。[もうやだ~(悲しい顔)]
※画像は一番下に掲載してありますので、虫が苦手な方はスクロールしないでください。


















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カニのようなクモ

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巨大てんとう虫カメノコテントウ(左にいるのが一般的なサイズです)

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可愛いハート模様[揺れるハート]、カメムシでなければ人気も出たろうに・・・[もうやだ~(悲しい顔)]